LUNA SEA 10th Album 「CROSS」
こんにちは!Kuccyです!
以前から人の音楽ブログを見たりするのが好きでよく見ていたのですが、今回自分も音楽ブログを始めてみたいと思い開設させていただきました!
このブログでは聴いた音楽アルバム、シングルのレビュー・感想をメインに書いていきたいなと思っています。
そんな記念すべき第1回に紹介するアルバムはこちら。
LUNA SEA 10th Album 「CROSS」
今年結成30周年を迎えた日本のロックシーンにおいて絶大な支持を集めるロックバンド、LUNA SEAのニューアルバムです。
自分はLUNA SEAが一番と言っていいほど好きなロックバンドで、これまでに出したアルバムも感想を書けたらいいな〜と考えています。
さて、今作の大きな特徴を挙げるとすると、なんといっても1991年のインディーズデビュー以降すべての作品をセルフプロデュースで出してきた彼らが、今作ではスティーヴ・リリーホワイト氏というU2、ローリング・ストーンズのプロデュース、グラミー賞を5度授賞した等の経歴を持つ世界的音楽プロデューサーを付けていることだと思います。
http://www.billboard-japan.com/special/detail/2841
そんなスティーヴ氏が関わったLUNA SEAサウンドは今作では今までの音とは一味違った味が出ている気がしました。
それでは紹介していきましょう。
M.1「LUCA」
今作のオープニングナンバー。
LUNA SEAのアルバムの大きな魅力の一つとして、一曲目の作品への入り・掴みが完璧だと個人的に思っています。
INORAN氏が原曲というのもあり、とても光に満ち溢れている世界観で、前作「LUV」からの繋がりも見えます。
メロディラインも心地よく、なんといっても「高めアイ ソウ アイ 重ね合い」の韻の踏み方はとてもクセになります。
一曲目から一気に心を掴まれました。
ドラムのリズムも凄く面白くて、後半では高校生のマーチング隊も参加していてとてもカッコイイです。
LUNA SEAのメンバーは自分と親子くらいの年齢差がありますが、そんな彼らの音楽に自分より歳下の子が関わってるのは面白いな~と思います。
M.2「PHILIA」
スマホゲーム「ETERNAL」主題歌。
正直ゲームのPVで初聴した時は微妙だったのですが、もうアルバムで、「LUCA」からの流れで聴いたらもう最高でした。完全に化けましたね。文句なしです。SUGIZO原曲しか信用できません。
僕の好きなポイントはAメロ前ギターのジャッジャッジャッです。そこだけ一生聴いてたいですね。
M.3「closer」
みんな大好き圧倒的王道LUNA SEA!!!!!!
安心と信頼のJ原曲!!!!!!!!
壮大な前二曲から一気に疾走感溢れるナンバーでバイブスいと上がりけりですね。
RYUICHI氏の「クロォザァァァァァァァァァァァァァ」のシャウトがすきです。ホントにがんとポリーブと闘ってた人のシャウトとは思えません。
REBOOT後のLUNA SEAらしさがよく出てる1曲だな感じます。
M.4「THE BEYOND」
「機動戦士ガンダム」40周年記念テーマソング。
SUGIZO氏が音楽プロデューサーを務めたガンダム40周年プロジェクトのテーマソングです。
ここで余談ですが、僕はガンダムシリーズが幼い頃から大好きで、そんな大好きなコンテンツと大好きなLUNA SEAのコラボレーションには心躍りました。
9月に開催されたガンダムフェスでも演奏されたのですが、バックで流れる歴代ガンダムシリーズの映像と楽曲で、聴いていてガンダムの思い出が沢山蘇りました。
発売されるまでこの曲はアルバムのラスト曲だと思っていたので、この位置に入ったのが意外でしたね。イントロなど「Crazy About You」と似たようなものを感じて、LUNA SEAらしい壮大なバラードだと感じます。思い入れ抜きでもとても好きな楽曲です。
M.5「You're knocking at my door」
めちゃくちゃすき…………
ドラムイントロからの轟音ギターが痺れますね。
今作一暴れまくってるギターサウンドがシューゲイザー全開で最高です。
一番プロデューサーの色が出てるんじゃないかと。
M.6「宇宙の詩 〜Higher and Higher〜」
「機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星」第1弾OP。
この曲は半年間聴きまくってましたが、アルバムの中の1曲として聴くとまるで完全初聴の感覚になりました。
イントロのRYUICHIのブレスと、杉様のギターのディレイリフがやはり最高ですね。
そしてなんと言ってもこの曲はJさんのベースの音が前に出まくっていて気持ちよく、まるで宇宙に浮いてる感覚になります。すき。
M.7「anagram」
令和版gravityの感覚。
浮遊感がとても気持ちよくて、宇宙の詩からの流れが素晴らしいですね。
アウトロのギターの音が最高に気持ちよくて癖になります。
Light on my heart.... universe.... time.... universe………
M.8「悲壮美」
「機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星」第2弾OP。
デモは92年頃より存在しており「I for You」の原型、双子曲として有名な話。
この曲も半年間聴いてきましたがアルバムの一曲として聴くとまた違った印象。
この曲に関しては聴くと語彙力無くなって「LUNA SEA……すき………」としか言えなくなりますので以上です。
てかこの曲めちゃくちゃ富野監督のガンダムの曲っぽいですよね。井上大輔3作に通ずるものも感じますし、歌詞も井荻麟が作詞しても違和感なさそう。
M.9「Pulse」
今作の推し曲です。
いやー、マジで好きっすね。。だいすき。。。
イントロがめちゃくちゃアジカンっぽくて、サビの入り方とかもめちゃくちゃアジカン。Aメロでゴッチが踊ってそう。
こういうサウンドをLUNA SEAで聴けると思ってなくて、自分のめちゃくちゃ好きなオルタナサウンドで、聴いてて凄く明るい気持ちになるし早くライブで聴きたいですね。
M.10 「静寂」
SUGIZOさんのリプ返大会で「BiSHのアイナ・ジ・エンドさんに歌わせるならどの曲ですか?」との質問に対して当曲を挙げていました。合いそう。
今作の中でも一番90年代LUNA SEAを思わせる1曲。
後半のRYUICHIの絶唱、楽器隊の爆発感とか個人的に闇火みたいにライブで1番化けるんじゃないかなと考えています。
完璧な絶望がバズりワード。
M.11「so tender」
アコギから始まるラストにふさわしい映画のエンドロールのような楽曲。
「冷たい雨に打たれていた」のフレーズでスっと幕が下がるのが、余韻を強く感じる終わり方で個人的にとても好きな終わり方です。
光と優しさに満ち溢れた「LUCA」から始まり、切なさを感じる当曲で組曲「CROSS」が終わる流れがとても良いです。
まとめ
自分はここ数年で奴隷になったこともあり、リアルタイムで聴くLUNA SEAのアルバムとしては「LUV」に続いて本作が2作目になるのですが、やはりなんでもリアルタイムで見るものの大きさは凄くて、そんな思い入れもありつつ、客観的に見ても本作はLUNA SEAの最高傑作なんじゃないかなと思います。
スティーヴのアルバムとしての作品性へのこだわりも強く感じましたし、自分も音楽はアルバムとして聴くのが好きなので非常に気に入りました。
そして何より、このアルバムをきっかけに自分にブログを書こうと思わせたLUNA SEAの人の心を動かす力も感じました。ブログ書くの楽しい。
最後に余談ですが、このアルバムを手に入れてから体調面、精神面の安定ぶりが尋常じゃなく、個人的には1日30分以上聴くと効果的なのではないかなと思います。
日々辛いことが多かったり、体調が中々優れない方々の1人でも多くの人にこの音楽に出逢って欲しいなと心から思います。
LUNA SEA「CROSS」
https://music.apple.com/jp/album/cross/1490376798
CROSS(初回限定盤A)(DVD付) https://www.amazon.co.jp/dp/B07YZHPVSG/ref=cm_sw_r_cp_api_i_-XCbEbH5DF6HC
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